冬の感染症(インフルエンザ)について
2020年11月27日
冬が近づき新型コロナウイルス感染症の「第三波」が到来したと言われている昨今。毎年冬に流行するインフルエンザだけでなく新型コロナウイルスにも気をつけていかなくてはならず、例年と少し変わった年になることが予想されています。
前回のブログではコロナウイルス感染症の予防対策や掃除方法を紹介しましたので、今回はこの冬のインフルエンザの流行に備え、厚生労働省や大阪市の情報をもとに「今冬のインフルエンザ対策」についてまとめてみました。
どうぞご覧ください。
季節性インフルエンザのウイルスには4つの種類があり、いずれも流行の可能性があります。流行しやすい年齢層はウイルスの型によって多少異なりますが、今年も、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
【予防対策】
~咳エチケット~
・咳やくしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
・鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。※外出後のうがい・手洗いも忘れずに!
・咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
~予防接種~
インフルエンザワクチンは接種後2週間で効果がでてきて、その効果は5か月持続するため11月~12月のうちに接種することを推奨されています。
☆豆知識☆
インフルエンザが流行する冬の時期は乾燥しやすい時期です。空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って湿度を50~60%に保つようにしましょう。
このような予防対策をすることで、インフルエンザはもちろんその他の感染症の予防にもつながります。これからもっと寒くなり、感染症も増えてくる時期なので油断ができませんが、正しい予防対策をおこないみんなで元気な毎日を過ごしましょう!
西区南堀江保育園てのひら 看護師 牟田