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読み聞かせで子どもが育つ!?

梅雨の季節は家の中で過ごすことが多くなりますね。子どもとの過ごし方の一つに、『絵本の読み聞かせ』を行われているご家庭も多いのではないでしょうか。
絵本の読み聞かせは子どもにとって大切と言われていますが、その理由を知っていますか?今回は、絵本の読み聞かせが子どもの成長につながる効果についてご紹介していきます。

効果1:子どもの心が安定する

ママ・パパが絵本を読む声は、子どもに安心感を与え、ぬくもりを感じ、リラックスするとともに愛情を感じることができます。「自分に100%向いてくれる」という感覚は、親子の絆が深まるとともに、自己肯定感が高まり、人生でさまざまなことにチャレンジする土台が作られるでしょう。

効果2:想像力が育まれる

絵本にはさまざまな世界や物語が描かれており、いろいろな人や考え方に触れることができます。人間は全く知らないことは、想像するのが難しいものです。絵本の読み聞かせは、子どもの世界や視野を広げ、人の気持ちや未来を想像する力を育んでくれますよ。

効果3:言語能力が高まる

絵本には、子どもにとって新しい言葉や表現がたくさん出てきます。1人では読めなくても、絵本の読み聞かせなら、絵を通して楽しみながら覚えることができます。分からない言葉や表現があっても、ママ・パパに聞けますし、何度も読んでもらううちに自然と身についていきます。また、いろいろな話を聞くことで、文章の意味を少しずつ理解できるようになります。
言語能力が高いと、人の話を理解しやすくなるとともに、自分の気持ちや考えを発信する力も身につきますね。

効果4:感情が豊かになる

絵本を読むことで、子どもは登場人物に共感し、喜んだり、怒ったり、悲しんだりなどさまざまな感情を疑似体験することができます。いろいろな感情表現を知ることで、子どもは自分が感じている気持ちがどのようなものかがわかり、感情表現をしやすくなります。
読むときに感情を込める事で、感情表現がより豊かになり、人の気持ちへの共感力も高まるでしょう。

効果5:集中力が上がる

子どもは集中できる時間が短く、すぐに気が散ってしまうものです。読み聞かせをはじめたばかりのころは、途中で飽きてしまうこともよくあるでしょう。そういう場合にはいったん中断し、また興味を持ったときに読み聞かせてあげるようにしてくださいね。日々読み聞かせを続けていけば、徐々に集中力が鍛えられ、最後までじっと聞くことができるようになりますよ。

子どもに良い効果がたくさんある、読み聞かせ。梅雨期でなかなかお出かけできないこの時期、お子様と一緒に絵本の読み聞かせを楽しんでみてはいかがでしょうか。

西区南堀江保育園てのひら 保育士 山田

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