現役保育士が伝える・「イヤイヤ期」の向き合い方
2021年6月8日

出来なかった事が出来るようになってきた、色々な言葉を覚えお喋りが上手になってきた。。。
自分で出来ることが増え、日々の成長に嬉しい気持ちになると同時に自己主張が強くなってくる。
いわゆる「イヤイヤ期」を迎えると「いや!」「違う!」と言われ戸惑う事もありますよね。
自我が芽生え、今まで言われるまま・されるままの状態から自立しようとする一歩を踏み出そうとしているので
子どもの気持ちを受け止めながら向き合ってあげたいですよね。
。。。と、理屈では分かるけど、難しい時もありますよね。
「イヤイヤ期」の向き合い方のコツをお伝えします。
・遊びに変える
夢中になっている子どもに「お片付けしようね」「ご飯を食べようね」と呼びかけても「いや!」と返され戸惑う事もありますよね。そんな時は遊びを取り入れてみるのも楽しいですよ。
お片付けの時は、お片付け競争をしてみたり、ご飯の時はお店屋さんになりきったり。。。
大人も子どもも楽しい工夫ですよ。
・気持ちを代弁する
言葉が未発達で自分の気持ちを言葉にして伝えることが難しい子どもには、
「○○ちゃん、もう少し遊びたかったんだね」「楽しくて終わりたくなかったんだね」と気持ちを代弁してあげるのも工夫のひとつです。
子どももそうですが、ヒートアップする子どもの前で大人も気持ちが落ち着くきっかけになりますよ。
・「イヤイヤ期」はこんなものだと割り切る
あの日に通用した言葉掛けが今日は通用しない、上手くいかない。。。そんな時も、もちろんあります。
イヤイヤ期はそういうもの。と割り切ることも心穏やかに過ごすためには大切です。
「イヤイヤ期」は子どもが成長をする上で大切な過程です。
子どもの気持ちと向き合いながら、日々の成長を見守ってあげたいですよね。
西区南堀江保育園てのひら 保育士 佐藤